ドッグフードを食べてくれない期間が続くと体調悪い?と不安になってしまいますよね。
- ドッグフードを食べないのはどうして?
- 何か対策があるなら知りたい!!
- そもそもうちの子の食事の適正量は合っているのかな?
解決するには、体調不良が続く場合は病院へすぐ行くこと。元気であれば食事の内容を見直してみましょう。
私も身近で「うちの柴犬ちゃんなかなか食べてくれないのよ~」と聞いたばかりです。
食事の内容をたくさん変えたり、おやつをたくさん与えたりしていませんか?それだとわがままになり食べなくなってしまうかも…
- 柴犬が食べない5つの理由
- 改善できる食事の対策は4つ
- 年齢によって必要な量や食べない理由がある
ドッグフードを食べない原因を知り、愛犬の食欲をアップさせましょう。
ドッグフードを食べる食器にもこだわってみませんか?柴犬が食べやすい形状の丸みがポイント。食べてくれない悩みを解決できるアイテムです。
柴犬がドッグフードを食べない理由の5つを解析
これまで食べていたドッグフードを急に受け付けなくなる柴犬は多いのですって。体調不良を含めると5つほど理由があります。
元気に見えるけどなぜ食べなくなってしまうの?
ここではドッグフードを食べなくなる5つの理由を解析します。
- 気になる体調不良
- ストレスが発端になることもある
- 人もやりがちな偏食
- そもそも食事に魅力を感じていない
- 食事の量が多いことが原因にも
柴犬の気持ちを理解してみると食べない理由に納得できますよ。
気になる体調不良
まず疑うべきことは体調不良です。ドッグフードやおやつを与えても近寄らずに反応がない場合は体調不良の可能性があります。
気になる体調不良を3つの項目に分けて説明しますね。
- 全身に起こる体調不良
- 口の中、歯の異常による体調不良
- 誤飲
大好きなおやつを見ても反応がなく喜んでいないときは、体調の不調がないかを気を付けて観察しましょう。
全身に起こる体調不良
暑い時期には熱中症や脱水症状でぐったりすることも。
最近は本来涼しい季節でも日中は暑い日が多いので特に注意が必要ですね。
また嘔吐や下痢など、症状が目に見えて現れている状態のときは病気が隠れている可能性があります。
口の中、喉の異常による体調不良
口内や歯の痛み、喉の痛みから食べたがらないことがあります。
歯茎の腫れや口内炎など口の中の異常は外からは見つけにくいので原因を突き止めるのに時間がかかることも。
見た目は元気なのに食べないことがあれば、口内に問題がある可能性があります。
誤飲
おもちゃ、小物、ティッシュなど食べてはいけないものを飲み込んでいる場合は体内でつまってしまっている可能性があります。
そのままにしていると腸閉塞を起こす危険性があります。
ストレスが発端になることもある
最近ストレスになることがありませんでしたか?引っ越しなどの環境の変化、または寝床や食事の場所の移動、使っている食器を変えたなど。
小さな変化から大きな変化まで、柴犬にとっては大きなストレスになっていることも
私たち人も同じで、急な環境の変化や対人関係などで食欲を落とすことがありますよね。柴犬も同じなのですね。
また飼い主があまりかまってあげられない場合も、さみしさのストレスで食べなくなってしまうことがあります。長期不在の場合は注意が必要ですね。
人もしがちな偏食
柴犬が元気な状態でドッグフードは食べずにおやつだけなら食べる、という場合は偏食の可能性がありますよ。
つい私たちもやってしまいがちな偏食というパターンです。
ドッグフードの種類で好ききらいをしているのでしょうね
嫌い、食べたくない意思を貫く強さと頑固さがある柴犬。
昨日まで食べていたドッグフードを今日から突然食べなくなる、ということも多いようです。
また食事をとらないからと心配でおやつを与えることや、トッピングを頻繁にかけていませんか?
「食べなければもっといい物を食べさせてもらえる」と学習してしまいます。
そもそも食事に魅力を感じていない
なんと柴犬は食べ物に関して興味を持たない子が多いと言われています。おなかが空いていても食事に対して気がのらない状態になっているのかもしれませんね。
食べようとしない原因は餌の大きさや触感、においです。
餌が大きい、触感が苦手
食べづらいドッグフードを嫌がってしまう場合があります。
もし大きめを与えていたら、犬歯より小さめのフードを与えると食べやすいとされています。
また食べたときの触感が苦手で食がすすまないな~となってしまう柴犬もいるようです。
においが好きではない
犬は味覚でなく嗅覚で食事を楽しみます。美味しいにおいがしないと、好みのにおいではないから食べないよ~ということが実際にもあるようです。
私たちも実際のところ美味しそうなにおいにそそられますもんね♪
今のドックフードに少しアレンジを加えたら食べてくれるかもしれませんよ!詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね!
食事の量が多いことが原因にも
柴犬の年齢や体格によって、ドッグフードの適正量があります。適正の量を与えているけど個々の差もあるためもうお腹いっぱいの状態が続いているかもしれませんよ。
「もっと食べてほしい」との飼い主さんの思いにより思っている以上に量を与えている可能性があります。
またドッグフードのパッケージに書かれている適正量をきちんと守っている飼い主さんは、しっかり定められている量を食べてもらわなければ!!と思いがちになります。
こちらでご紹介している表を日々の食事量の目安に、調整してドッグフードを提供してみましょう。
私たちにも通ずるものがありますね。食が進まない原因が分かりましたね。
柴犬のドッグフードの対策は4つの方法を試してみて
柴犬がドッグフードを食べるための対策は4つあります。
様子を見ながら食べてもらえるよう寄り添ってあげましょう
ここではどのようにすると食べてもらえるかを見ていきましょう。
- 気になる体調不良は早めに医療機関の受診を
- ストレスは和らげてあげよう
- 偏食やわがままにはルールを決めよう
- 楽しい食事の時間にしよう
病気でなければ基本2~3日食事をとらなくても大丈夫な柴犬。
ですが食べないことに関してとても不安になりますよね。
食べない原因が分かれば対処法は必ずあります。時には愛犬のために!!という飼い主さんの強い意志も必要ですよ。
気になる体調不良は早めに医療機関の受診を
様子が明らかに変だなと感じた場合はすぐにかかりつけ医に連れて行くようにしましょう。
1~2日食べないだけで行くなんてと思いがちですが、明らかな容体悪化である場合は病気の発見を遅らせてしまうことにもなります。
日ごろから食べる量を観察、記録すると体調不良の時は対応しやすいですよ。
少しの変化に対応できるようにすると安心です
ストレスは和らげてあげよう
ストレスをかかえると、そのサインとしてあくび、目をそらしてしまう、足を舐めるなどの行動が。これらの頻度が高くなっている場合は注意が必要です。
なぜストレスがあるのかを注意深く観察し、改善する必要がありますね。
私たちができる愛犬に対してストレスを和らげる方法をリストアップしました。
- 日ごろから十分に遊ばせる
- コミュニケーションを増やす
- ブラッシングでリラックスしてもらう
- 十分な睡眠をとらせる
愛犬が過ごしやすい環境を整えてあげるといいですね
偏食やわがままにはルールを決めよう
偏食やわがままタイプの子でしたら時間を決めることが大切だとされています。ころころとドッグフードの種類を変えることは良くないとされています。
時には飼い主さんも心に決めて、きっちりと食事の時間を設けるようにしてみましょう。
対策はドッグフードを与えたあと、10~15分のあいだに食べなければお皿を片付け、次の食事の時間まで与えないようにするといいでしょう。
その間に食べてくれなければ衛生上のもこともありますので、あっさり下げてしまうのがポイントです
上記の行動は、食べる時間にしっかり食べなければ食事もおやつももらえないんだなと認識させるためです。
楽しい食事の時間にしよう
柴犬は食の興味が薄いタイプの子が多いです。魅力を感じていないのであれば、質を変えてにおいで食事を楽しんでもらいましょう。
肉や魚などのたんぱく質がメインの高品質なドッグフードで食べてもらえることもあります。
やはり人と同じく、品質が低い物ですと体が受け付けないということもありますもんね。
またひと手間かかりますが、温めたり焼いたりすることで香りを高め、食欲がアップすることをねらいましょう♪
2つとも実践しやすい対策でありやってみる価値はありますよ。
面白い工夫で食べたい意欲をかきたてる
全然ご飯を食べない柴犬の、試行錯誤された成功体験談を聞きましたよ♪
- 食器を2つにしてみる
-
フードと水で分かれた食器もありますが、今回は両方とも同じフードを入れます。
あっちもこっちもあることで興味がわき、片方だけでも完食するようになったそうですよ♪
- ドッグフードを飼い主が食べたふりをする
-
愛犬が残したフードを食べたふりをし、「おいしい!」とモグモグしながら独り言を言い食器をさげます。
すると飼い主が食べているフードが気になりだし、次回同じフードを出したときに気になって食べ始めるようになったという事もあります。
みなさん愛犬のために涙なみだの努力をされているのですね
色々方法はありますが、食べてもらうための努力は、飼い主さんにかかってきますね!!
器は程よく重みがあり、土台と器が別々になるので手入れもしやすいアイテム。食べない愛犬に新しい食器をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?食に興味がなかった子も食べてくれるようになるかも⁉
柴犬のドッグフードの量は年齢によって変化する
柴犬は子犬期、成犬期、老犬期別に食べる回数や量が変わってきます。体格や運動量にも変わってきますので適切な量はその都度様子を見ましょうね。
食べない理由は量をしっかり把握できていないこともあるため、適正量を知り適切な量を与えるようにしましょう。
こちらでは子犬期、成犬期、老犬期と3つの時期をみていきましょう。
- 子犬期(生後12か月まで)
- 成犬期(1歳~10歳)
- 老犬期(10歳以上)
また各成長過程でも食べない理由が出てきてしまうもの。
こちらでご紹介した理由以外にも、年齢別ならではの理由や解決策がありますよ。
子犬期(生後12か月まで)
子犬期と呼ばれる時期は、生後12カ月まで。子犬期は消化機能がまだ弱いため数回に分けて食事をするようにしましょう。
こちらでは生後4か月から12カ月までの食事回数や必要量を確認してみましょう。
年齢 | 1日の食事回数 | 1日の必要量 |
生後4~5ヶ月 | 3回 | 約165g |
生後6~7ヶ月 | 2~3回 | 約180g |
生後8~9ヶ月 | 2~3回 | 約165g |
生後10~12ヶ月 | 2~3回 | 約155g |
少量でも栄養が取れる、子犬期ならではのドッグフードを与えると安心ですね。
子犬期ならではの食べない理由と解決策
子犬期のフードに何か食べない理由があるの?
ドッグフードの大きさが関係することが理由としてあがります。
体が小さい時は小粒タイプのドッグフードが食べやすいですよ。
食べづらそう、途中で食べるのをやめてしまう、そんな場合は少し砕いてみましょう。
成犬期(1歳~10歳)
元気盛りの成犬期。消化器官などの内臓も成長しているため、食事の回数も約2回で安定してきます。
年齢 | 1日の食事回数 | 1日の必要量 |
1歳~10歳 | 2~3回 | 75~190g |
運動量が多い柴犬ですので、日ごろのエネルギー消費によりドッグフードの量も変化します。
愛犬の様子を見ながら対応しましょうね
成犬期になっても食べない理由と解決策
おやつに関係が?心当たりあるかも…
おやつを与えすぎていませんか?あなたが見ていないところで、確認不足により家族があげていることもありますよ。
おやつで満足してしまい食べなくなってしまうこともあるため、与えるタイミングは家族と話し合っておくといいですね。
ドッグフードに嫌な思い出がある場合も?
柴犬は賢い犬種ですので、食事中になにかイヤだな~と感じたことがあるとそれが食べない原因になることがあります。
その際は、環境を変えてあげたり、食事の種類に変化をつけたりとリセットが必要となってきます。
老犬期(10歳以上)
老犬期になると人と同じで食事の量が入らなくなっていきます。原因としては、消化機能や嗅覚の衰え、歯が弱り嚙む力と飲みこむ力が弱くなっていくことがあげられます。
年齢 | 1日の食事回数 | 1日の必要量 |
10歳~ | 3~4回 | 75~150g |
老犬期は一度にまとまった量を食べることができなくなるため、3~4回に食事の回数を分けてあげるといいですね。
老犬期になって食べない理由と解決策
嗅覚の衰えにはどう対応しよう?
鼻がきかなくなっていると、ドッグフードを出されていても気づかない場合があります。
近くに置き、においを嗅がせて、食事の時間になった事を気付かせてあげることも大事ですね。
温めたり、トッピングをかけたりと、香りが引き立つような工夫もぜひやってみましょう。
食べやすい食事に変えてあげましょう
消化器官が弱わり噛む力がないと、食事もしづらくなってしまいます。
ペースト状にしたり、細かく砕いてあげたり、少量でも栄養価があるドッグフードを使いましょう。
まとめ
- 柴犬がドッグフードを食べない理由は、体調不良、ストレス、偏食、食事の魅力を感じていない、食事の量が多いなどの5つ
- 体調不良が原因のときは大きな病気が隠れている可能性もあるので、早めに病院を受診すると安心
- 柴犬のストレスは飼い主とのコミュニケーションで解消を目指す
- 食事の時間を決めることと、おやつの与えすぎに注意する
- 食事を楽しむためにはドッグフードを焼いたり温めたりすることで、食欲アップにつながる
- 柴犬のドッグフードの量は子犬期、成犬期、老犬期と年齢によって変わり、食べない理由も時期によってある
- 子犬期は消化機能が弱く回数を分けて食事をとり、食べやすいよう小粒のフードを与えると良い
- 成犬期は内臓も成長しているため食事の回数も2回程度で安定しており、おやつやドッグフードに対して不快感がある場合があるので不安を取りのぞくと良い
- 老犬期は消化機能や嗅覚、歯や噛む力のよわりにより3~4回に分けて提供、さらに食事にはにおいを付けペースト状に食べやすくすると良い
柴犬は賢い犬種と言われるだけあって、ドッグフードを食べない理由も納得です。
ただ体調不良の場合はいち早く病院を受診しましょうね!!
体調不良以外の場合は飼い主が寄り添い、食べる工夫をすることにより改善が見られるのもたしかです。
普段からの様子を意識しつつ、試行錯誤を重ねて愛犬と一緒に過ごすことでさらに強い絆が生まれるでしょう。
子犬期、成犬期、老犬期、どの時期でも使える食器。子犬期の小さなフードも最後まで食べやすく、老犬期のペースト状も集めて食べやすい、魅力がつまった万能な食器です。
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