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猫が観葉植物を食べるときの対策は?危険な種類や安全な植物も解説

お部屋をおしゃれに彩ってくれる観葉植物ですが、猫と暮らしているとお悩みもあるのではないでしょうか。

  • 猫が観葉植物を食べるので対策を知りたい
  • 観葉植物は猫にとって危険ではないのかな

届かない場所に移動させるのがオススメです。

私も猫と一緒に暮らすようになるまでは様々な観葉植物を置いていましたが、届かない場所や部屋に移動させました。

また、猫が食べる中毒症状などを起こしてしまう危険な観葉植物もあるのです。

この記事の内容
  • 猫が観葉植物を食べるときの対策
  • 猫にとって危険な観葉植物の種類
  • 猫がいても楽しめる安全な観葉植物

さっそく、猫が観葉植物を食べるときの対策や、危険な観葉植物などをみていきましょう。

もし猫が観葉植物を食べてしまっても安全な植物もあります!

パキラは葉にも幹にも毒性がないと言われているので安心です♪

目次

猫が観葉植物を食べるときの対策は?原因も解説

猫が観葉植物を食べる場合は、手が届かない場所に移動させるなどの対策が必要です。

  • 猫の届かない場所に置く
  • 猫の苦手な匂いをつける
  • 猫草を与える

我が家に猫が来たばかりの頃は、観葉植物全てに興味を示してじゃれてしまいました。

食べなくてもじゃれてしまうと、観葉植物を倒してしまい、傷をつけてしまう恐れがあるので対策するのがオススメです。

対策を細かく見ていきましょう!

対策①猫が届かない場所に置く

まずは猫が届かない場所に置くことが一番の対策ではないでしょうか。

猫が普段入らないトイレや部屋、屋外に置くことで観葉植物を食べるのを防げます。

いつも過ごす部屋に置きたい場合はどうしたらいいのかな?

いつも過ごす部屋で猫と一緒に楽しみたい場合は、猫の登れない高い棚の上や、ハンキングバスケットを使って、吊るしたり掛けたりして飾るのもオススメです。

周りに猫が乗れるものがあると、飛び乗ってしまう恐れもあるので注意が必要です。

また、猫と同じ部屋で楽しみたい場合は他の対策もありますよ。

対策②猫の苦手な匂いをつける

同じ部屋で楽しみ場合は、植物に猫の苦手な匂いをつけてみてください。

猫は柑橘系の匂いが苦手なので、この苦手な匂いを使ったしつけ用のスプレーなども販売されています。

このような猫の苦手な匂いを観葉植物に吹きかけることで食べることを防止できます。

匂いは時間が経つと消えてしまうので定期的に吹きかけるのがポイントです。

ただ、アロマなどは猫が口にすると危険なため、自作する場合は注意が必要です。

対策③猫草を与える

猫が食べても大丈夫な猫草を与えることで観葉植物を食べることを防ぐこともできます。

猫は尖った葉っぱを食べ胃の粘膜に刺激を与えて、毛玉を吐き出しやすくしているのではないかと考えられています。

そのため猫が食べても大丈夫な猫草を与えて、葉っぱを食べたい欲を満たしてあげるのもいいかもしれません。

猫草は栽培セットなども販売されているのでお手軽に育てることができますよ

また、猫が観葉植物を食べる原因は他にも考えられます。

猫が観葉植物を食べてしまう原因は?

栄養面では猫は草を食べる必要はないのに、なぜ食べてしまうのかはいくつか説があります。

  • 毛玉を吐き出しやすくするため
  • 食物繊維をとって、便秘を解消するため
  • 嗜好品として

また、揺れる葉っぱが猫には猫じゃらしのように見えてしまいます。

揺れる葉っぱを見ると狩猟本能からかじってしまう場合も。

我が家の猫も観葉植物を見つけると、興味津々に猫パンチを繰り出していました。

観葉植物を食べてしまわなくても、じゃれて葉を傷つけたり、鉢を倒してしまったりする恐れがあるので対策が必要です。

猫が観葉植物を食べるのは危険?危ない植物と原因

猫にとって危険といわれる植物は700種類以上あるといわれています。

観葉植物として人気の高い植物も猫にとっては危険です。

  1. ポトス
  2. アイビー
  3. モンステラ
  4. ベンジャミン
  5. ドラセナ
  6. ユリ科の植物
  7. アボカド

危険な植物を食べると、消化器系や神経系に作用し、嘔吐や中毒症状を起こしてしまいます。

それぞれの植物が危険な理由について詳しく見ていきましょう。

ポトス

とても丈夫で初心者でも育てやすいため、人気の高いポトスですが、葉っぱに有害な「シュウ酸カルシウム」を多く含んでいます。

「シュウ酸カルシウム」は猫の皮膚に触れるだけで皮膚炎を起こしてしまう可能性もあります。

この成分を猫が食べると、唇や下など口腔内に激しい炎症を起こしたり、よだれをたらしたり、嘔吐などの症状を引き起こします。

また、呼吸困難や急性腎不全を起こしてしまう可能性もありとても危険です。

アイビー

ヘデラとも呼ばれるアイビーは、種類も多くインテリアとしても人気の高いですが、猫が食べると中毒を起こしてしまいます。

症状は嘔吐や下痢、皮膚の痛みや神経症状が出るケースもあります。

ツルがおしゃれだから吊り下げて飾っているし安全かな?

吊り下げて飾っている場合は、ゆらゆらと揺れるツルが猫の狩猟本能を刺激してしまう場合もあります。

猫のいるお部屋には置かないのが1番の対策になります。

モンステラ

大きな葉が特徴的でお部屋に置くだけで一気におしゃれにしてくれるモンステラですが、ポトスと同じサトイモ科の植物で、猫にとっては危険な観葉植物です。

樹液に触れてしまうと人間でも皮膚がかぶれてしまうことがあります。

猫がモンステラを食べると口の中に炎症を起こしたり、嘔吐してしまったりする可能性があるので十分注意が必要です。

我が家も猫より大きなモンステラを飾っていましたが、危険と知ってからは、じゃれてしまい心配なため入れない部屋に移動させました。

ベンジャミン

つやつやとした小さな葉っぱが特徴的なベンジャミンも猫にとっては危険な植物です。

イチジク属のベンジャミンの枝や葉を切ったときに出てくる樹液はラテックスアレルギーを持つ人間が触れても蕁麻疹などのアレルギー症状が出てしまいます。

猫も同様に樹液に触れると嘔吐や下痢、皮膚炎などのアレルギー症状を起こしてしまいます。

また、ベンジャミンと同様にイチジク属の木々には注意してください。

ドラセナ

「幸福」や「幸せな恋」などの花言葉を持っていて、幸福の木と人気の高いドラセナは葉っぱに毒性の成分を含んでいます。

ドラセナの葉や茎に含まれる「サポニン」は猫が口にしてしまうと胃腸障害などを引き起こしてしまいます。

また、花には甘い蜜があると言われており、花の香りやその甘い蜜に誘われて舐めてしまうケースもあります。

重篤な場合は肝臓や腎臓へダメージを与え、命に関わることもあると言われています。

ユリ科の植物

猫にとってユリ科の植物が危険と聞いたことがある方も多いかもしれません。

ユリには花、葉、茎などすべての部分に毒性があり、この毒性は猫にとっては猛毒となってしまいます。

猫がユリを食べると、嘔吐や食欲不振、よだれが出るなどの症状を引き起こしてしまいます。

さらに急性腎不全になり、わずか数日で死に至った事例もあります。

ユリの毒性は花粉にも含まれているため、お庭で栽培されている場合、服などについた花粉を猫が舐めるだけでも危険なため注意が必要です。

また、ユリの中毒物質は水に溶け出すため、ユリを挿していた花瓶の水を舐めただけでも中毒を起こしてしまいます。

アボカド

お料理に使った後、簡単に育てられるアボカドですが、アボカドには「ペルシン」という殺菌作用のある成分が含まれています。

「ペルシン」は人間には無害ですが、猫には危険な成分なのです。

猫がアボカドを食べると嘔吐や下痢・軟便、呼吸困難、けいれんなどの症状を引き起こしてしまいます。

また、ペルシンはアボカドの実の他にも葉っぱなどに含まれているため、観葉植物として育てている場合も注意しなければいけません。

もし猫が危険な植物を口にしてしまったらどうしたらいいのかな

もし猫が観葉植物を食べてしまったら

もし猫が観葉植物を食べてしまった場合は、体調に変化が無いかしっかり様子を見てください。

以下のような中毒症状が見られる場合は、急いで動物病院の受診してください。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 脱水
  • けいれん
  • 呼吸困難

上記以外にも体調が気になる場合は獣医さんに相談するのがいいでしょう。

すぐに症状が出ない場合もあるので、半日〜1日は様子を見てください

猫が観葉植物を食べる場合でも安全に楽しめる植物5選

猫にとって危険な植物は多いですが、安全に楽しめる観葉植物もあるのです。

  1. パキラ
  2. テーブルヤシ
  3. ガジュマル
  4. サンスベリア
  5. エバーフレッシュ(エバーグリーン)

猫と一緒に観葉植物を楽しみたい方はこれらの植物から選ぶのはいかかでしょうか。

それぞれの特徴を詳しくご紹介します♪

パキラ

立派な幹が特徴的なパキラは葉にも幹にも毒性がないため、猫にとっても安心な観葉植物です。

丈夫で育てやすいため観葉植物初心者さんにもオススメです。

比較的、幹や葉が大きいため猫が興味を示しにくいのもポイントです。

ただ、種や実には毒性があるので、パキラを種や実を使って増やす場合などは注意が必要です。

テーブルヤシ

ミニサイズでかわいいテーブルヤシなどヤシ科の観葉植物は毒性がないため猫にとって安全です。

ただし、猫は先の細い葉を好んで食べるため、毒性はないですがかじってしまう可能性があります。

テーブルヤシを育てる場合は猫の手が届かない場所がオススメです。

ガジュマル

幸福をもたらすと大人気なガジュマルも葉に毒性がなく、安全な観葉植物です。

葉も丸く大きいため、猫がかじる可能性が低いのもポイントです。

また、葉っぱなどがゆらゆら揺れないのも猫の狩猟本能を刺激しないのかもしれません。

我が家の猫もガジュマルにはあまり興味を示さないんですよ

ただ、パキラと同じく種に毒性があり、樹液に触れるとかぶれる可能性があるので注意が必要です。

サンスベリア

空気をきれいにするといわれているサンスベリアも、猫との相性がいい観葉植物です。

葉っぱだけが地上に出ているサンスベリアは、葉っぱに厚みがあり、揺れることも少ないので、猫に襲われる心配も少ないです。

ただ、尖った小さな葉っぱは、猫が好んで食べる可能性があるので注意してください。

エバーフレッシュ(エバーグリーン)

ネムノキの仲間のエバーフレッシュ(エバーグリーン)も毒性がないといわれる観葉植物です。

夜になるとオジギソウのように葉っぱを閉じるのも特徴的で人気も高いようです。

ふわふわした小さな葉は猫が興味を示してしまいそうなので注意が必要かもしれません。

猫がいても安全に楽しめる観葉植物もいろいろあるんですね♪

ただ、猫にとってどの植物も絶対に安全とは言い切れません。

観葉植物を食べると体調や個体差によってはお腹を壊したり、アレルギーを発症してしまったりする可能性もあります。

安全と言われている観葉植物でも猫が食べていないか、じゃれていないかなどしっかり確認しましょう。

まとめ

  • 観葉植物は猫の届かない場所で楽しむ
  • 猫の苦手な匂いをつけたり、猫草を与えるのも観葉植物を食べる対策になる
  • ポトス、アイビー、モンステラ、ベンジャミン、ドラセナ、ユリ科の植物、アボカドなどは猫にとっては危険なため、特に注意が必要
  • 観葉植物を食べた場合は、半日〜1日症状の変化をよく観察する
  • 嘔吐や下痢、けいれんなどの中毒症状が見られる場合はすぐに動物病院を受診する
  • パキラ、テーブルヤシ、ガジュマルなど猫にも安全な観葉植物を選ぶ

猫が観葉植物を食べる場合の対策をご紹介しました。

猫によっても観葉植物に強く興味を示し食べる子もいれば、全く興味のない子もいるかも知れません。

猫にとっても飼い主さんにとっても安心して観葉植物を楽しめたらいいなと思います。

ぜひ猫が観葉植物を食べるので困っているという方は、この記事を参考に対策をしていただけたらと思います♪

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