ペットと過ごす冬の時はいろんな悩みが出てきますよね?
- 暖房はつけっぱなしにしたらいいのかな?
- 何度に設定したらいいのだろう?
基本20度でつけっぱなしにしましょう!
私も実家で犬を3匹買っていますが、寒い地域に住んでいるのもあり、基本暖房はつけっぱなしにしています。
犬には毛皮がついて暖かそうですが、暖房をつけていないと寒さに弱い犬種や年齢よっては体調を崩してしまいますよ。
しかし、暖房のつけっぱなしは電気代が気になりますよね!
- 犬が寒がっているサイン
- 寒さに弱い犬種、強い犬種
- 快適な温度設定や注意点
- 節電効果のある暖房器具
- 留守番時の暖房はどうする?
暖房の賢く使用して節電だけでなく、犬と快適に過ごせるようにしましょう。
留守番中は暖房機器をつけっぱなしにするのは心配ですよね?
ペット用のホットカーペットを使いましょう!過熱防止もあるので熱すぎる心配もありません!
犬がいるなら暖房つけっぱなしが必須!寒い時のサインは?
犬を飼う時、暖房は基本つけっぱなしにした方がいいでしょう。
特に、子犬やシニア犬、疾患を持つ犬は体温調節が難しく寒過ぎると低体温症になってしまいます。
しかし、暖房をずっとつけっぱなしにするのは、子犬やシニア犬にとっては暑すぎることがあります。
一緒にいる時には、暖房をつけっぱなしにしつつ1〜2時間おきに換気してあげましょう。
愛犬の様子を見ながら暖房調節していきましょう!
あなたは愛犬がさむがっているときのサインを知っていますか?実は7つもあるのです!次で紹介していきますね!
犬が寒がっている時のサインとは?見かけたら温度調整しよう!
犬が寒がっている時のサインがあります。震えて縮こまっていたらすぐに分かりますが、それ以外にも以下のような症状がよくみられるなら、暖房をつけてみましょう。
ただ、寒いだけで無く病気になっている可能性もあるので、注意して様子を見てあげましょう。
- 体を丸めて縮こまっている
- 体が震えている
- 散歩に行きたがらない
- 水飲む量が少ない
- 下痢の症状が見られる
- 元気が無く、ずっと寝ている
- 布団に潜り込んでる
私の実家にいる犬達は、みんなお肉がつき過ぎているので室内では震えてることはあまり見かけません(笑)
寒さに強い犬種、弱い犬種を紹介
犬種によって寒さに強かったり、弱かったりします。犬種だけでなく大型犬、小型犬や年齢によっても変わってきます。
- 中型大型犬
- 寒い地域で生まれた犬種(シベリアンハスキーなど)
- 日本犬(柴犬、秋田犬)
- 小型犬
- 暖かい地域で生まれた犬種(チワワやプードルなど)
- シニア犬
- 疾患持ちの犬
日本で生まれた犬種は寒さに強いんですね!私の中でも柴犬や秋田犬は外で飼っているイメージがあります!
トイプードルを飼っている友達によると、あんなにもこもこな被毛なのに、とっても寒がりで暑がりなんだそうです!冬は基本震えているとか。
それでは、具体的に愛犬の快適な温度や湿度って何度なんでしょう?快適な室内環境について、次の章でご紹介していきますね!
犬が快適な暖房の温度や湿度、寒さを感じるのは?
犬が快適に過ごせる温度は20度前後(18度〜22度)で湿度は45~65%になるように調整しましょう。
これは「健康・快適居住環境の指針」に載っている室内温度と同じになります。人にとっても室内を20度前後にするのがいいってことなんですね!
犬が快適に過ごせるポイントを紹介していきます!
- 犬が過ごしやすい室内温度は20度前後に設定
- 湿度は45~65%になるように換気や加湿器で調整
- 犬は温度が15度以下から寒さを感じるので注意
- 室内を暖かくするコツは隙間を作らないこと
犬が快適に過ごせる室内温度や湿度、寒さを感じる温度まで細かく分かっているんですね!次で詳しく説明していきます♪
犬が過ごしやすい室内温度は20度前後に設定
犬が快適に過ごせる温度は20度前後(18度〜22度)になります。
暖房を20度前後に設定していても、暖かい空気は上に行ってしまい、犬に近い床は冷えてしまいます。
寒いようでしたら室内が暖まっていない状態なので、少し温度を上げたり簡単にできる防寒対策してみましょう!
暖房器具によっては温度設定ができないものがありますので、温度計を設置してみるのも調整しやすいのでおすすめです。
湿度は45~65%になるように換気や加湿器で調整
湿度も45~65%になるように調整しましょう。
湿度が低い状態でいると、のどや目、鼻が乾燥してしまう可能性があり、湿度が高すぎると犬は体温調節しにくいのです。
目安(45~65%)の湿度になるようにこまめに加湿器を付けたり、換気したりしましょう。
犬は温度が15度以下から寒さを感じるので注意
犬が寒さを感じ始めるのがだいたい気温が15度以下になると寒さを感じ始めます。
地域によって様々ですが、11~3月にかけては気温が低くなるので注意が必要です。
私は寒い地域なので早い時期からこたつを準備したり、朝晩少しだけ暖房つけたりし始めています。
犬には体温を保温する機能は備えられていますが、35度以下になっていくと低体温症を引き起こしてしまう可能性があります。
室内を暖かくするコツは隙間を作らないこと
室内でできる防寒対策は、ずばり隙間を作らないことです‼
暖房をつけていても、部屋が寒くなってしまっているのは、窓などの隙間から外の空気が入ってきてしまったり、室内の暖かい空気が外に流れてしまっているのが原因です。
せっかく暖房をつけていても、意味がなくなってしまいますよね‼窓のすきまから冷たい空気を遮断する対策は以下の通りです。
- 隙間テープを活用
- 窓や壁紙に断熱シートを張り付ける
- カーテンを厚手のものに変える
隙間テープを張り付けるところが汚れているとはがれやすくなってしまうので掃除したうえではりましょう。
少しの工夫で、室内の暖房効率を高めてくれて、節電効果にもつながります!
暖房効率を高めたはいいものの、どの暖房器具を使用すればいいか迷ってしまいますね…。
次は各暖房器具のメリットデメリットと電気代も比較しているのでチェックしていきましょう!
犬へ暖房器具のメリット、デメリットや電気代を紹介!
暖房器具のそれぞれのメリットデメリットと平均の電気代を紹介していきます。
暖房器具 | メリット | デメリット | 電気代(1ヶ月) |
エアコン | 風向きや設定温度、タイマー利用など細かく設定可能 | 暖かくなるのが遅く、乾燥しやすい | 約14,061円 |
ストーブ | コードを噛む心配がなく、災害時も使用できる。 消しても暖かさが残る | 灯油の購入や運搬の手間がある 臭いが気になる | 約16,560円 |
電気ヒーター | すぐに暖まるしコンパクトなものもあり収納しやすい | 電気代が高くなる | 約20,088円 |
床暖房 | 床から部屋全体が暖かくなる | 設置出来ない環境や設置費用にお金がかかる | 約40,176円 |
ペット用ホットカーペット | 電気代が安い 犬のお腹が暖めやすい | 室内全体は暖まらない | 約3,348円 |
暖房をつけっぱなしにしたら電気代が心配になりますよね!
暖房器具をこれから購入する予定の方は消費電力の低い製品を選びましょう。
消費電力によって電気代が安くなり節電になります。
それぞれのメリットデメリットを確認しつつ、住まいにあった暖房を選んでいきましょう!では、ひとつずつ紹介していきます!
エアコン
暖房と言えば、一番に思いつくのがエアコンですよね。エアコンのメリットデメリットは以下の通りです。
また、暖かくなるのが他の暖房器具と比べて遅いですね。
エアコンの電気代
例えば消費電力が630Wだった場合、1日(24時間)つけっぱなしにした状態を1か月(30日)続けたとした計算をしていきます。
0.63KW×31円/kWh×24時間=468.72円
468.72×30日=14,061.6円
※1kWhあたり31円で計算
1か月14,062円になります。1ヶ月つけっぱなしで考えると、一番安いですよ。
電気代は電力会社や地域差もありますので、参考程度に確認してくださいね。
石油ストーブ
火災の危険なイメージがある石油ストーブですが、実はとてもメリットだらけです!
ストーブの上にやかんを置けば、保湿やお湯が沸かせることができます。私もよくお湯を沸かして、スープを飲んでいました!
コンセントも不要なのでいざという時の備えになりますね!
また、石油ストーブの灯油は燃焼すると酸素と結びつき二酸化炭素と水が発生するので乾燥しにくい点もあげられます‼
私の実家でも活躍していました。定期的に窓を開けてたり、寒い日だと廊下とのドアを開けるだけでも十分換気できていましたよ!
石油ストーブの灯油代
石油ストーブは電気代ではなく、灯油代がかかります。
石油の燃料消費量は1時間あたり0.2Lで、石油は1L約115円とした計算します。
0.2L/h×24時間×115円=552円
552円×1か月(30日)=16,560円
1か月16,560円になります。エアコンよりは費用が高いですが、エアコンよりもすぐに暖かくなりやすく消した後も暖かさが残るので、お得感はあるでしょう。
電気ヒーター
持ち運びや収納しやすさがある電気ヒーターはひとり暮らしの方に人気ですね、メリットデメリットはこちらです。
他にも転倒したら運転が止まったり、ペット用のものだとコードが保護されているものがあります。
犬が誤って噛んでしまっても大丈夫なように作られています。
また、物によっては小さい物やスリムな物があるため置き場所や収納場所にも困らない点があります。
電気ヒーターの電気代
電気ヒーターの電気代は電気ストーブの種類によって様々ですが、計算方法はエアコンと同じです。
だいたい電気ストーブの消費電力はだいたい550W(小)~1200W(大)になりますので、900Wで計算します。
0.90KW×31円/kWh×24時間=669.6円
669.6×30日=20,088円
※1kWhあたり31円で計算
電気ストーブは他の暖房器具より高いようです。これはメイン使用ではなくサブ使用にしたほうがいいですね!
床暖房
憧れの床暖房のメリットとデメリットはこちらです。
冬は足元が常に冷えるので床暖房は憧れますよね。また、暖房器具自体が床下に設置されるので掃除の手間がなくなります。
では次に、電気代を見ていきます。床暖房は電気式床暖房と温水式床暖房があります。
電気式床暖房
10畳ほどの大きさで消費電力は1800Wで、床温30度に設定した場合、
1.8KW×31円/kWh×24時間=1339.2円
1339.2×30日=40,176円
※1kWhあたり31円で計算
温水式床暖房
温水式床暖房は電気式床暖房に比べて電気代が安いです。だいたい電気式床暖房の半分の金額になるようです。
ペット用ホットカーペット
ペット用のホットカーペットは最近色々なものが出てきていますね!メリットデメリットはこちらです。
また、比較的安価でペット用なので大型犬小型犬に合わせたサイズを購入することができます。
感電や火災を防ぐためコードが保護されているものやコードレスのホットカーペットがあります。
特に無線タイプは噛み癖のある子には、無線タイプが安心して利用できますね!
ペット用のホットカーペットの電気代
ペット用のホットカーペットの電気代を見ていきましょう。
ペット用のホットカーペットの消費電力は14W~20Wと低いです。
0.015KW×31円/kWh×24時間=11.16円
11.16×30日=334.8円
かなり電気代がお得になりますね!
タイマー機能を搭載されているものもありますので、お留守番の時に使用してもよいかもしれませんね!
しかし、暖房器具を使用するときには、いろいろなことに気をつけなくてはなりません。犬が安全で過ごせる為に次で紹介していきますね!
犬に暖房使用の注意点3つ!犬用カーペット購入点も
犬と過ごす時の暖房使用の注意点は3つあります。以下の注意点を意識して過ごしていきましょう。
- 暖房を使用する際は湿度に気を付けること
- イタズラでコードを噛んでしまうこと
- 火傷や暖房器具の転倒に気を付ける
特に暖房使用時にはやけどの危険があります。
石油ストーブや電気ヒーターはもちろんですが、ペット用ホットカーペットや湯たんぽも低温やけどの可能性があります。
ペット用ホットカーペットの購入する時の注意点も次で紹介していきますね!
暖房を使用する際は湿度に気を付けること
暖房を使用する際は室内温度が高くなりすぎたり、湿度が低くならないようにしましょう。
エアコンをつけっぱなしにすると、乾燥して犬の鼻や喉に影響が出てしまいます。
エアコンを使用する際は、加湿器もセットで使用しましょう。
イタズラでコードを噛んでしまうこと
電気ヒーターやホットカーペットは、コードがあるものは噛んでしまう可能性があります。
かじり癖がある犬にはコードレスの機器を選ぶと良いでしょう。
これからホットカーペットを購入する予定の方は、次の注意点を意識して選んでみてくださいね!
- コードの有無
- サイズは犬が丸まって寝ているサイズか
- 温度調節のしやすさ
- お手入れのしやすさ
火傷や暖房器具の転倒に気を付ける
石油ストーブは火を扱うので犬が触れないように注意することです。
電気ヒーターは安全対策で機器を持ち上げたり、転倒したら運転が止まる仕組みなっているものが多いです。
ペット用ホットカーペットにずっと触れていると低ヤケドしてしまう可能性があります。
ここまで、暖房器具の特徴や電気代をご紹介しました。では、留守番のときはどうしたらいいのか気になりませんか?
ストーブをつけっぱなしにするなんて危ないですし…。愛犬が留守番するときの注意点を次でご紹介しますね。
犬の暖房留守番時はその日の気温次第で決めよう!
犬を留守番させる時の暖房は、その日の気温が10度以下なら暖房はつけっぱなしにしましょう!
犬を留守番させる時、暖房をつけっぱなしにしていいか悩みますよね。
10度を下回ってないけど寒い日やつけっぱなしで留守番させるのは怖い方はこちらの防寒対策もおすすめです。
- 犬に洋服を着てもらう
- 湯たんぽ
- 冬用のドックベッド
- ブランケット
費用がかからない防寒対策は4つもあるんですね!簡単に紹介していきます。
犬に洋服を着てもらう
保温性のある素材の洋服を着てもらいましょう。
服を嫌がいる犬もいると思いますので、無理させないようにしましょう。
普段から着せていると着ると暖かくなると認識してくれるようです。
私の実家の犬たちはみんな服を着せると動かなくなってしまったり、脱いでしまうので他の寒さ対策をしようと思います。
湯たんぽ
湯たんぽをベットに置いておくのもおすすめです。
火災の心配もありませんし、費用も抑えられることができます。
ただし、保温の持続力は限りがあるので、他の防寒対策と併用していきましょう。
冬用のドックベッド
冬用のドックベッドはやけどの心配が無い一番安全な防寒グッズです。
ドックベッドの他にも、ドーム型の犬用ハウスも保温性が高いので、おすすめです。
ゲージに入れてその上からブランケットをかぶせてあげると保温性が上がります。
ブランケット
犬がいつもいる場所にブランケットを置いておくのもおすすめです。
私の実家ではケージに入れずに過ごしているのですが、よくソファの定位置にいるので、そこに毛布をたたんで置いてあります。
たまに、布団にもぐって顔だけ出している姿がたまらなくかわいいです‼
留守の時にゲージに入れてるという方は、ゲージの中に敷いたりするのもいいですね。
まとめ
- 犬と過ごす時、暖房は基本つけっぱなし
- 室内が20度前後、湿度が45~65%になるように設定しよう
- 犬は温度が15度以下になると寒さを感じるようになる
- 室内を暖かくするコツは隙間を作らないこと
- 室内全体を暖めるにはエアコンが電気代を抑えられる
- 石油ストーブはコードが無いのでコード噛みや非常時向き
- 電気ヒーターは電気代が高いので時々使いがおすすめ
- 暖房つけっぱなしにするならペット用ホットカーペットがおすすめ
- 犬がいるときの暖房使用時は湿度や暖房器具の転倒に気を付けること
- 暖房つけっぱなしが不安な方は犬に洋服を着せたり、暖かい素材のベッドやブランケットを併用して暖かい環境を作りましょう
犬が過ごしやすい室内温度や湿度が分かりましたね!
今年初めて一緒に過ごす方や今まで意識していなかった方もこれを機に今年の冬は意識してみてはいかがでしょうか。
電気代を抑えつつ、ペットが寒さに震えるのを防ぎたい…。でしたら、ペット用のホットカーペットがおすすめです!
5度ずつ設定温度が変更できますので、ペットの退室に合わせた温度設定が可能です♪
環境に合う暖房器具を組み合わせて、犬が快適に過ごせる冬にしましょう。
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